[報道関係者各位] プレスリリース
静岡県浜松市に本部を置く地域RubyコミュニティのHamamatsu.rb(浜松ルビー)は、クラウド技術を利用して地域内のつぶやきを共有する「はまっチャウニー」を本格的に開始する計画を検討しはじめたことを、2011年4月1日、非公式に発表した。
「はまっチャウニー」が使うクラウド(Crowd:群衆)技術は、IT業界のクラウド(Cloud)で一般的に利用されている通信方式のTCP/IPではなく、人間の声帯による空気振動を主な通信方式として利用するのが特徴。メッセージの中継には人間を配置する必要があるため、普及すれば地域雇用にも貢献することが期待される。
また、音声通信ではメッセージを受信できない目の不自由な方のために、遠鉄新浜松駅構内にデジタルサイネージ(電子案内板)を設置する計画も検討しはじめた。発信手段の一つとして検討中のデジタルサイネージは9.7インチの静電式液晶タッチパネルを備え、タップやスワイプやフリックで操作する。併せて、メッセージをバックアップするためのサーバーをオンプレミスのWindowsで構築する計画も検討しはじめている。
同会発起人の一人であるマック加藤氏(スマイル党)は、
「今回の東北関東大震災の被災地において、電気や携帯電話やインターネッツが使えない状況を報道などで見て絶望した。はまっチャウニーは、それらが無くても情報を拡散させることが出来るシステム。あいさつするたび友達が増える街づくりに貢献し、スマイルをメイク!したい。今後、計画を実行に移すか検討する協議に取り組む」と話した。
4月13日には検討開始記念として、「Hamamatsu.rb#2:”はまっチャウニー”反省フォーラム」を同市中区のイノベーション施設HI-Cube(ハイキューブ)で開く。午後7時開始。
ATND: Hamamatsu.rb#2: 2011年4月13日
問い合わせはTwitter:@hamamatsurbへ。